
工学部 電気工学科 卒
自分の仕事に、誇りを持ち続ける
仕事について
大きなプロジェクトの中で
施工を円滑に行える環境をつくる
大型物件の現場管理をしています。事務所では図面や書類の作成、現場では作業員の方が安全に作業ができているか(安全管理)、材料の不足はないか(資材管理)、図面通り施工されているか(品質管理)、計画と実際の工程に差異はないか(工程管理)の確認を行っています。とくに工程管理は難しく、今日・明日などのすぐ先の作業の調整から数ヶ月先の作業を見据えた調整も必要で、様々な人と打ち合わせをしていかなければなりません。現場担当として、日頃から他職種の方ともコミュニケーションをとり、作業調整を行い手戻り・足踏みがないように作業を円滑に行える環境をつくることができる、現場担当者となれるよう日々頑張っています。
大切なのは、
学び続けること・楽しむこと
仕事をする上で大切にしていることは、何事も固執しすぎないことです。技術は日々進歩します。過去のやり方や考え方にこだわってはいいものは作れず、前回上手くいったことが今回の現場でも通用するかはわかりません。もっと良い方法があるかもしれない。常に最新の技術や情報を吸収し、多くの選択肢の中から最適なものを選ぶ柔軟さは大切だと思います。そして、最も大切にしているのは楽しむことです。「仕事は楽しく、明日行きたくない現場なんてやめちまえ!」と私の最初の現場の上司に教わりました。そう、楽しくないと続かないし、やるからには楽しくやろう。自分も他の人も楽しく働ける職場づくりをいつも目指しています。

やりがい・成長
あかりが灯った瞬間の
喜び・驚きを共有できる
入社3年目に、公園の外構工事を担当しました。お客様との打ち合わせから現場の調整まで、原価管理(お金の管理)以外のほとんどを任せてもらいました。外灯や庭園灯の照明器具の仕様、明るさ、光の色、位置、取り付け方法など、設計担当の方をはじめ多くの業者の方と打ち合わせをしました。配管、ケーブル通線、器具付け…そして点灯試験の日。夕暮れの空に電球色の明かりが点いた瞬間、思わず「おぉ…」と声がもれてしまうほど嬉しかったのを覚えています。その後、引き渡しの前にお客様も含めこの工事に携わった方々を招き、点灯を行いました。点いた瞬間「おぉー!」とどよめきが起こり、「すごいね!」「綺麗!」「ありがとう」と嬉しい言葉をかけていただきました。色々大変なこともありましたが、この公園の施工に携われてよかったと心から思いました。
自分の頭で考え悩んだ分だけ
完成したときの感動は大きい
施工管理のやりがいの一つは、自分の思い描いたイメージを実現できることです。お客様や設計の方、監理の方などと打ち合わせし設計を決めていく中で、自分の提案が採用される時もあります。提案が採用されたら、次はそれを実現化するために自分で施工図を描き、その図面を持って作業員の方と現地へ赴き、相談しながら施工してもらいます。そういった過程を経て、実際にイメージが形になったときは嬉しさとやりがいを感じます。簡単なことばかりではありません。ですが、考えて相談してまた考えて…悩んでいると上司、作業員の方、色んな方々が親身になって一緒に解決策を考えてくれますし、悩んだ分だけできた時の感動は大きく、ずっと記憶に残っています。ひとつのものをみんなで作る。それもこの仕事の魅力の一つだと思います。

今後の目標・夢
自分が携わった現場のことを
胸を張って話したい
目標は、現場代理人として一人前になることです。まだまだ未熟なので日々勉強し、知識と経験を積み重ねていきたいです。それから今以上に、伝えたいことをしっかりと相手に伝えるコミュニケーション能力と、現場のトップに立つ人間に必要不可欠なリーダーシップを身につけて、周囲の人を引っ張っていく力を養いたいです。ゆくゆくは、誰もが名前を聞いたらピンとくるような大型の物件に挑戦し、お客様から「栗原工業に任せてよかった!」「藤澤さんに任せれば大丈夫!」と言ってもらえるような現場代理人になりたいです。そして、自分が携わった現場に友人や知人、家族そして自分の子供を連れていき「この建物に俺が携わったんだ!」と胸を張って言えるように、これからも頑張っていきます。
