KURIHARA RECRUITING

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KURIHARA RECRUITING ROUND TABLE TALK
座談会
MEMBER
営業職
勝又 祟仁
国際学部 国際学科 卒
技術職
木内 佳祐
工学部 電気電子工学科 卒
事務職(東京採用室)
石塚 ひかる
デザイン学科 テキスタイル専攻 卒
技術職
藤澤 功至
工学部 電気工学科 卒
事務職(人事部門)
向井 拓也
経済学部 国際経済学科 卒

司会栗原工業で働きたいと思った理由・きっかけは?

勝又大学4年の時、栗原工業の営業の方が大学で企業説明をしてくださって。「この営業マンかっこいいな。こんな営業マンになりたい」と憧れたのがきっかけです。

石塚私は営業の仕事がしてみたくて、エンドユーザーと接する業種より、対会社の仕事がしたいと思って栗原工業に決めました。

木内最初から営業の仕事がしたかったの?

勝又そうですね。

司会石塚さんは、女性が建設業の仕事に就くことに抵抗はなかった?

石塚あんまり抵抗はなかったです。この業界に入ってみると女性が少ないことにびっくりしましたけど、仕事はやりやすいなと思いました。

木内僕は、高校の物理の先生がすごくわかりやすく教えてくれる方で、それで物理、中でも電気の分野が好きになったのがきっかけ。大学でも電気電子を専攻して、電気に関わる仕事がやりたいとずっと思ってた。就職説明会で施工管理の仕事を知って、建物が完成した時の達成感ってすごいんだな、と。

藤澤僕は中学・高校まで完全に文系で、数学、物理は全然だめだったんですけど、将来のことを考えた時に大学では電気工学科に進むことを決めました。

木内確かに電気は就職に強いってイメージだったよね。

藤澤身近な話でいうと、発電所から家庭に電気が送電される仕組みに興味が湧いて。「これってどうなってるんだろう?」という探究心からはじまって、勉強してみるとおもしろくて。人間が生活していく中でやっぱり電気ってなくならないものなので、それは強みだなと思って電気に関係する会社を志望しました。正直、栗原工業という会社の存在を就職活動するまで知らなくて。大学の推薦枠で先生から栗原工業をすすめられてはじめて、会社について調べましたね。エントリーして試験を受けたんですけど、筆記試験と、パズルみたいな、変わった試験があったんですよ。

勝又そんな試験あったんだ。

藤澤そう。その試験が印象的だったのと、人事の方もすごく気さくな方で、この会社いいかもしれないと思って最終的に栗原工業に決めました。

司会入社前と入社後で、栗原工業の印象は変わった?

藤澤僕は栗原工業という会社の名前も知らなかったんですけど、いざ入社してみると規模の大きい案件をたくさん手がけていて、「“大企業”なんじゃない?」って思いました。

木内それ、現場で感じるよね。現場で他の建築関係の方と仕事をすると、大きいことをしているんだ、と実感する。

勝又電気工事会社が何百社とある中で、栗原工業が毎年売上高ランキングの上位に入っているのはすごいことだなと思う。僕は入社した時は関西配属で2018年の4月から東京勤務になったんだけど、本社が大阪だから、東京よりも大阪の方が栗原工業の知名度が高いように感じる。お客様にも「あの栗原さんですか」と言われたりした。そういう時「うちの会社って大きいんだな」と実感する。

石塚私は自分の家が自営業だというものあって、福利厚生が手厚くて、社員のことを大事にしているなと感じて、いい会社に入ったかもしれないって思いました。

司会仕事のおもしろさや、やりがいを感じるのはどういう時?

木内これは営業と技術でだいぶ違いそうだよね。

勝又僕は今年入社6年目になるんだけど、最初の3年間は自分一人でやることや任せてもらうことがなくて、上司について行くだけだったり、上司に頼まれた事を処理する感じだった。正直おもしろさよりも大変さのほうが多かったんだけど、4年目、5年目になると、任せてもらえる仕事が多くなってきて。そうなると、自分で段取りや色んなことを考えないといけなくなる。そういうことをやるようになってから「仕事ってめちゃくちゃおもしろいな」と感じた。

石塚私は、入社2年目でやっとできることが少しずつ増えてきて、仕事に対して自分の意見が出てくるようになった時に成長を感じました。おもしろさやりがいは最近感じ始めたばかりです。これからどんどんおもしろくなっていくはず!

勝又うん、今がピークじゃないよ多分!

木内建物を人間の体にたとえると、電気や空調衛生設備は臓器とか血管。電気がないと建物は機能しないから、「建物に命を吹き込む」っていうのは電気ならではのやりがいだよね。やっぱり受電日にはじめて照明がついたり、竣工した時とか、「今まで頑張ってきて良かった」とすごく思う。

藤澤僕は、自分で図面を書いて、施工して、照明器具の取り付けをして、いざ照明のスイッチを押してパッとあかりがついた瞬間。思わず「おお!」って声が出ます。その後、お客様にもスイッチを押してもらうと、お客様も「おお!」って。それが本当、良くないですか?

木内わかるわかるわかる。

藤澤毎回その瞬間が楽しみで。

向井お客様と感動の共有ができるみたいな。

藤澤そうなんです。あと、電気設備は毎年進化していくので、「こんなものが出たんだ」「これは便利だな」と、最先端の情報を知ることもおもしろい。

司会藤澤君は今、オリンピック関係の現場管理をしているよね。

藤澤はい。友人と「今、どんな仕事してるの?」という話題になった時に「オリンピック関係の施設作ってるんだよ」って言うと・・・

勝又「すごいな!」ってなるよね。

藤澤なります。僕は大したことはしていないんですけど、滅多にない特別な建物に携われるのは嬉しいです。

司会入社してから、自分が変わった、成長したなと思う時は?

木内人との接し方、コミュニケーションの取り方は社会人になってから全然変わったなと思う。現場では自分より年上の職人さんにも、こちらからお願いしたり、間違っていたら指摘したりしないといけない。遠慮していると仕事ができないから。怖そうだなと思っていた人も、話してみたらいい人だったりするけどね。

石塚私は知らない人に話しかけるのがすごく苦手で。大学が美術大学だったので、学生時代は、絵を描いたり作品づくりに没頭している時が一番楽しくて。

藤澤へ〜そうなんだ!

勝又今と全然違う生活だったんじゃない?

石塚はい。初めは不安もあったんですけど、だんだん自分から知らない人に話しかけるようになったりとか、営業の仕事に就いたことで自分の苦手だったことが得意なことに変わっていく感じがしています。

向井僕は、仕事は段取りが一番大事だと思っていて。技術や営業の方は外出したり現場に出たり忙しいから、電話1本にしても、かける前に何を聞くかを明確にしてからかけると、相手の方も丁寧に応えてくれます。そういうことを社会人になってはじめて意識するようになりました。

木内技術でも先の工程とか段取りをすごく考えるよ。仕事でずっと考えているから、プライベートの予定を立てる時も「こういう事が起こるかも」「その時はこうしよう」って色んな想定をして仮説を立てる癖がついてる。

藤澤それ、めっちゃあります。皿洗いひとつでも、同じですもんね(笑)

勝又あと、報告の仕方なんかも考える。今まで野球しかやってなかったから(笑)体育会系のノリで「頑張ってます!」っていう気持ちだけでなんとかなると思っていた部分もあったけど、全然そんなことはなくて。理にかなった伝え方をしないといけないと実感して。だから上司に報告する時や誰かにお願いする時、自分の中で一度考えてから口に出すようになった。

石塚言葉を選ぶというか、「こう言ったら誤解されるかもしれないからこう言おう」とか。

勝又「このタイミングはまずい」とかね(笑)たとえば違う部署の人に見積もり作成をお願いする時に、相手がめちゃくちゃ忙しい時に強引に詰め込むようにお願いするのは良くないよね。相手の状況を考えて、タイミングや伝え方が変わるだけで気持ちよく引き受けてくれる。

司会それでは、今後の夢や目標を語ってもらいましょう。

木内僕はやっぱり、現場代理人として色んな現場を経験したい。ゆくゆくは街のシンボルになるような大きな建物の現場代理人を経験して、自分の家族や子供に自慢できる仕事をするのが一番の夢。

司会現場代理人としてプレッシャーは?

木内現場代理人って、(栗原工業の)社長の代理ともいえる。そのくらい責任もプレッシャーも大きいけど、逆にそれが栗原工業のいいところかな。現場代理人によって仕事のやり方も個性も違うけど、個人のやり方を尊重して、それぞれが持っている良いところをちゃんと認めてくれる会社だと思う。

藤澤正直、2人以上で仕事を担当していると「自分がすべて把握していなくても、誰かが把握しているだろう」という甘えが出てしまう時もあるんですけど、1人でやっていると、「これ、小さいことだけど、自分が理解しないと前に進まないぞ」と思うと、わからない部分を素直に聞けるというか。うちの会社、わからないところを聞いても丁寧に教えてくれる人が多いです。

木内僕は、飲み会の場って結構大事だと思っていて。仕事に対する熱い気持ちをぶつけてくれる人とかいて、みんな仕事にプライドを持っているんだってわかる。先輩の仕事に対する思いや仕事内容をお酒の場で聞いているから、自分が迷った時に「この先輩に聞いてみよう」って相談しやすくなった。先輩も「いつでも電話してこいよ」って言ってくれる。

勝又わからないことを聞いて、教えてくれない先輩はいないよね。

木内いないいない。

藤澤僕自身も後輩から質問されて、自分でもわからなかったら調べます。「いま手が離せないからちょっと待ってね〜」とごまかして、しっかり調べてから応える(笑)

司会お2人の今後の夢や目標は?

勝又「人を惹きつけられる人間になること」ですかね。営業にできることって限られていて、施工できるわけでもないし、細かい見積もりを作成できるわけでもない。色んな部署の人たちを頼って、工事が完成する。お客様、社内の人、現場の人、どんな職種の人にも柔軟に対応できるようなバランスの良い人間になりたいなと。どうですかね、できてますかね?(笑)

石塚私の目標は、とにかく自信をつけること。人事は技術職ではないから、本人から溢れ出る魅力って大事だと思うんです。「この人と仕事がしたい」と思ってもらえるような人間になりたいです。

向井学生には「こんな仕事がしたい」「これなら夢中になれる」とか目標や夢を持って入社してほしい。施工管理と聞くと「仕事がきつそう」という印象を持たれるかもしれませんが、実際に雰囲気を味わってみてから判断してほしいので、エントリーの一歩手前にいる学生をもっともっとひきこめるようになりたいです。ゆくゆくは、今日の座談会の4人の方々のような人を採用するのが目標です!

勝又人事ってめちゃくちゃむずかしいよね・・・学生の本音を引き出す仕事だもんね。

向井「人事は企業の良い部分しか見せないのでは?」という印象を持たれる方もいるかと思うんですけど、たとえば大学での会社説明会に大学OBの方と一緒に行って、よりリアルな会社の実情を知ってもらう機会をつくっています。

木内学生さんも初めは「施工管理の仕事って、結局何をするの?」と疑問に思うよね。だから直接現場の人の話を聞くとイメージがつきやすいと思う。自分が採用した人が育っていくのを見ていると、我が子のように感じるんじゃない?

向井そうですね!これから楽しみです!

司会最後に、就職活動中の学生のみなさんにメッセージをお願いします。

木内施工管理という仕事は覚えることが多く大変だとは思うんですけど、その分やりがいは大きいです。興味があったらぜひ挑戦してほしい。現場代理人になると、他では味わえない経験ができると思う。若い世代で建設業界を一緒に盛り上げていきたいです。

藤澤ほとんどの人が「知識がない」「経験がない」状態からのスタートです。建物は決して1人ではできなくて、色んな人の力を借りつつ、力を貸しつつ作っていくもの。気負わずに応募してほしいです。

勝又就職活動はじっくり時間をかけて悩んで欲しいです。つらいことや大変なことがあった時も、「自分で選んだ会社なんだから、頑張ろう」と思えると思う。どんな会社でも仕事を覚えるまでの数年間は、その仕事の本当のおもしろさはわかりにくいかもしれない。その先に楽しさがわかる時がくるので、それまで頑張ってほしいです。

石塚栗原工業のことをもっと知ってもらいたいです。入ってみたらいい会社だと思うので、この業界に少しでも興味があるなら、受けてみて欲しいと思います。

向井まずは栗原工業という会社の雰囲気を味わってもらいたいです。人事課に気軽に「どんな会社か見てみたい」と電話していただいても大丈夫です。優しい人も怖い人もいますが、本当に面倒見のいい人ばかりです。気軽に門をたたいてもらえればと思います。

先輩メッセージへ